コンセプトは、
ワインに合うSETOUCHI料理
瀬戸内の食材、魚介と野菜を中心にメニューを作っています。山海の近しさはこの地域のもう一つの特徴でもありますので、もちろんお肉もお出しします。「ワインに合うSETOUCHI料理」は、この地の食材をふんだんに使用して、洋食をベースに“和”などの要素を織り交ぜた、アイディア溢れるお料理をご用意しています。
季節により仕入れが変わるので、使用する食材はよく変わります。1か月経つと選べる食材の内容が変わってくるという気づきが、都市部から移住してきたスタッフを中心に驚く日々です。
ぜひ、瀬戸内の旬と共に日本の四季も味覚でお楽しみください。是非ともワインをお楽しみいただきたいと思いますが、ランチ中心での営業、そして郊外のレストランという立地からオリジナルのノンアルコールドリンクも複数種類ご用意しています。こちらも季節により内容が変わる自家製のシロップ(葡萄や林檎、梅や柘榴など)、ワイン用葡萄のジュース、こだわりの紅茶専門店の水出しブレンドティーなど、ワインをお楽しみいただくお客様と同様に、お食事と一緒にノンアルコールドリンクもお楽しみくださいませ。
お食事の後は、お庭に出て散策やくつろぎの時間をゆっくりお過ごしください。
瀬戸内海を目の前にのぞみ、ワイナリー併設レストランだからこその味わいを
当店のメニューの特徴のひとつに、瀬戸内海で獲れる季節の小魚を使ったお料理を一品は必ずお出ししていることがあります。お刺身や煮付け、干物や佃煮といった伝統的な瀬戸内の家庭の食卓の味覚。足がはやく、また市場で価格がつきづらいことから、地域外にあまり流通しない魚たちです。これを当店のコンセプト「ワインに合うSETOUCHI料理」で考案したのが「瀬戸内の小魚のオーブン焼き」や、「レストランmioのアヒージョサラダ」です。地元の漁協や販売店から仕入れる小魚は、季節によって獲れる魚種が変わります。瀬戸内海沿岸のレストランならではの一皿をお楽しみください。
ワイナリー併設のレストランでは、ワインと一緒に味わっていただきたいから
コース料理ではパンなどをお出しせず、締めのお米の料理でメニューを構成しております。これは、ワインと一緒に前菜からメイン料理を味わっていただき、コースの最後にお腹にたまるお料理で締めていただきたいという思いから。「食事中はお腹がいっぱいになることなくワインを楽しみたい、しかしお酒を飲んだ後にはしっかりしたものが食べたくなる」という、レストラン・メニューの企画者の実感を、コース料理の構成に反映させました。締めのお米は、上品なスープと共に楽しんでいただける一品です。カジュアルなランチセットでも、食材の品数を豊富に様々な食感で楽しみながら、ワインを一緒にお楽しみいただけるように工夫しています。
生産者も、食事するお客様もおいしく味わう料理を作るのが レストランmio
フードマイレージの観点により、仕入れは近隣を中心に。生産者支援の観点から、規格外や市場での値段がつきにくい食材もおいしく活用するなど、サステナブルな料理に力を注いでいるため、輸入や遠方のブランド食材・高級食材の利用はほぼありません。またフードロスを可能な限り減らすために、コース料理はご予約でのご利用をお願いしております。また、数日前から食材を準備するため、大変恐れ入りますがキャンセル規定ありでの受付とさせていただいています。
「同じ土地の食材と、その土地のワインは合う」という、産地ペアリングの考え方にも基づいた、地産地消のメニュー作り。山海の近しさは瀬戸内の特徴でもあります。レストランmioでのひとときで、この土地の季節の山海の味覚をお楽しみください。
私たちワイナリーも同様ですが、近年の資材費や電気代の値上がりにより業(なりわい)の維持継続が苦しい、という声をあちこちから聞くようになってしまいました。消費と生産、どうすればお互いの需要を満たしながら無理がない維持継続がかなうのか試行錯誤しておりますので、少々不便なお願いかとは存じますが、何卒ご了承いただけますよう、よろしくお願いいたします。
10月より貸切以外の一般営業を再開しました。皆様のご来店を心よりお待ちしております。