瀬戸内への想い|広島県のワイナリー・レストランは瀬戸内醸造所

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mission

瀬戸内の自然、風土、文化、人々の営みを
この一本に込めて

晴天の多い瀬戸内は、実は古くから続く
日本有数のブドウの産地。

でも、瀬戸内醸造所は瀬戸内のブドウや
作り手のこだわりだけを味わうワインはつくりません。
ワインだけを売るワイナリーでもありません。

本州、四国、九州に挟まれ、内海を中心に多島海を抱え
海、島々、山、川など、特有の自然環境を形成。
そこから生まれる独特の気候、風土、文化、街並みなど
情緒豊かな日本の原風景が凝縮されている地域として
国内外から人々を惹きつけてやまない土地。

瀬戸内醸造所は瀬戸内のブドウだけではなく、
醸造を通して、それらのすべてを紡いでいきます。
瀬戸内にしかない自然、風土、文化、人々の営み、そのすべて。

瀬戸内という土地に脈々と刻まれてきた、
培われてきた瀬戸内固有の食にまつわる物語。
それらSETOUCHIテロワールを表現するものを
瀬戸内醸造所はつくります。

口に含めば、SETOUCHIへと旅させてくれるワイン。
訪れることで、SETOUCHIへと誘ってくれるワイナリー。

瀬戸内醸造所から、日本中、世界中へと届けていきます。

代表メッセージ

瀬戸内醸造所代表 太田祐也

瀬戸内の価値を日本へ、世界へ。

地域を元気にするためには、産業と雇用を生み出すことが重要である。しかし既存の枠組みの中では、現状の悪化を食い止めるのはかなり厳しい。地方創生の仕事に関わるたびに、そう痛感しています。
このはがゆさに対して、「みずからが直接働きかけていきたい」という前向きな思いで、瀬戸内醸造所を立ち上げることにしました。

全国的な知名度は高くはありませんが、瀬戸内は古くから生食用ブドウの産地でした。私のふるさと、広島県三原市近隣にもブドウ栽培の盛んな地域があります。ところが高齢化により、その歴史や文化の継承が難しい農家が増加していると耳にしていたのです。

瀬戸内の食文化を継承しながら新しい価値観を加え、さらに進化するために……。
私が出した答えは、瀬戸内海で栽培されたブドウの味わいを活かしたワインづくりでした。
世界中の人がワインを含む瀬戸内の食文化を楽しむようになれば、おのずと雇用が生まれるでしょう。代々の畑や家業を継ぐという選択肢もハードルが低くなるに違いありません。

そのために耕作放棄地の整備、傷や色味が原因で市場価値の落ちた生産物の買い上げ、食品ロスの観点による予約優先のレストラン営業、瀬戸内地域メインとなる食材の仕入れを徹底するなど、シナジー効果を生み出すためにできることに積極的に取り組んでいます。

2019年の立ち上げから、あっという間に3年の月日が経過しました。ブドウの個性を活かしたワインづくりと、ご来店ごとに食材の新しい魅力と可能性を提示するレストランmioの料理により、少しずつですが瀬戸内への想いをカタチにできていると実感しています。

瀬戸内とともにある瀬戸内醸造所として、まだまだやるべきこと・やれることはたくさんあります。
一つ、また一つと変わっていく私たちを見守り続けていただければ幸いです。

 

瀬戸内醸造所代表 太田祐也