瀬戸内醸造所のこれから|広島県三原市のワイナリー・レストラン

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瀬戸内の風土(テロワール)
を醸造する

瀬戸内の風土(テロワール) を醸造する

ブドウ畑を取り巻く気象条件や土壌、地形・標高といったすべての自然環境を意味する言葉、テロワール。瀬戸内醸造所は、文字通りこの瀬戸内の風土(テロワール)を醸造するワインづくりに力を注いできました。

あまり知られていませんが、瀬戸内には広島県三原市や竹原市をはじめ、ブドウの生産地として豊かな歴史のある地域が多く存在します。
瀬戸内醸造所の想いに共感いただける生産者さんに、原料となるブドウの栽培を依頼。
最近は、委託栽培や自治体との連携による休耕地活用もスタートしました。

瀬戸内の土地から生まれるさまざまな味わいを表現することに、これからも挑戦してまいります。

醸造へのこだわり

醸造へのこだわり

醸造に対するこだわりは、収穫時からすでに始まっています。

果実にストレスを与えない手摘みで、ブドウの状態を細やかに確認しながら収穫。醸造所に集められたブドウはできる限り早く醗酵をスタートさせます。
安定した状態で酵母菌を活動させるために温度管理を徹底することも忘れません。さらに醗酵中のデータ分析や官能検査により、こまめな状況確認を継続します。
ワインの状態によって、臨機応変に判断しながら必要な作業を実施しています。

補糖・補酸はせず、ブドウの力のみで醸造。
瀬戸内で育ったブドウの持つ優しさや強さ、契約農家のみなさんの人柄までも表現するワインづくりを目指しています。

サステナビリティに向けて

サステナビリティに向けて

耕作放棄地の解消、担い手の不足、収入の安定といった地域農業の課題解決のために、瀬戸内醸造所のプロジェクトはスタートしました。

表面の傷や割れ、色づきが原因で値段がつけられなかったり、ある時期を過ぎれば価格が一気に下がるようなブドウをできる限り買い取ります。農家の収入を増やし、次の担い手が農地を継承するために。こういった障壁を取り除く仕組みづくりを現在進行形で進めています。

さらに農業・漁業などの一次産業に携わる生産者や料理人のみなさんとのつながりを深めて、地域が育んできた食の伝統や歴史、地域の食産業を含めた、瀬戸内地域の食文化を継承することも忘れてはいません。
そんな私たちが取り組むサステナビリティについて詳しくご紹介します。

具体的な取り組み

「瀬戸内の食文化の継承」「環境への配慮」「地元農産業への貢献」の3つの軸でサステナビリティに取り組んでいます。

 

近隣地域中心で原料・食材の仕入れ
  • 食品輸送時に排出される二酸化炭素の削減
  • 瀬戸内産の生産物の認知度向上
  • 瀬戸内の食文化の継承
レストランは予約優先かつキャンセル規定ありで受付 適正な量の仕入れによる廃棄物の削減
瀬戸内の食と景観を世界に向け発信 観光客の増加
ワイナリー、レストラン、直売所の運営 ワイナリー、レストラン、直売所で10名を新たに雇用
形や大きさ、傷や時期が過ぎたため、
値段がつけにくい生産物を正規の値段で購入
  • 農家の収入の安定化
  • 次世代に向けた農業の継承をサポート
  • 雇用の創出
耕作放棄地の自社農園化
  • 雇用の創出
  • 地元農産業への貢献
ワインの商品名にブドウ農家名を明記 生食用ブドウの売り上げに貢献

 

瀬戸内食材とのペアリングで
ワインをもっと楽しく、
美味しく

瀬戸内食材とのペアリングで ワインをもっと楽しく、美味しく

ペアリングの楽しみ方はいくつかありますが、一番シンプルな方法は「産地をあわせること」です。つまり瀬戸内醸造所のワインなら、瀬戸内産の食材をあわせる、という具合に。

例えば、ベリー種ならではの華やかな香りとドライな飲み口が特徴の「三原 ニューベリーA 」には三原の名物であるタコなど瀬戸内の魚介類をオリーブオイルや酸味をプラスしたカルパッチョで。

海辺の畑で育った竹原産ブドウを醸造する「竹原 キャンベル・アーリー」なら、市内にある赤土の畑で栽培される名産のジャガイモを贅沢にフライドポテトに。強めの発泡が特徴のワインとの相性は抜群です。

公式SNSではご家庭でも簡単にご用意いただける、ワインに合うお料理もご紹介しています。フォローしていただき、お料理をご準備する際にご参考ください。

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