瀬戸内醸造所のこれから|広島県三原市のワイナリー・レストラン

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瀬戸内の風土(テロワール)
を醸造する

瀬戸内の風土(テロワール) を醸造する
造船所の跡地で造る、SETOUCHIの産地を味覚で旅する、“船出のワイン”。

瀬戸内醸造所のワインは、土地の個性と素材そのものの美味しさを大切にしています。栽培家のてまひまの賜物・良質なぶどう。これをやさしく、醸造家が手を加えるのは最低限に。しかし丹念にワインにかえてゆきます。

“食卓のハレと会話”に穏やかに寄り添う食中酒として、そして西日本で営むワイナリーとして、伝えていきたいことをコンセプトにワインを造っています。瀬戸内醸造所の醸造施設が立つのは、瀬戸内で昔から営まれてきた業、造船所の跡地。海を目の前に望む場所から、土地を受け継ぎ、思いを受け継ぎ、脈々と営まれてきた農をワインに変えて送り出します。晴れの瀬戸内。そのイメージとも合う、明るいワインとともに上機嫌な時間をお過ごしください。

醸造へのこだわり

醸造のこだわりは、栽培時からすでに始まっています。収穫は果実にストレスを与えない手摘みで、状態を確認しながら。農業のお酒・ワインは、元々のぶどうの状態が味を左右します。
醸造所に運び込んだぶどうはさらに選果され、発酵を開始します。安定した状態で醸造を進めるためここからが醸造家の腕の見せ所。
年によって水分量が異なり、糖分や酸度が異なり、。その他様々な要素が異なります。昨年と同じように仕込んでも、タンクの中で起こるのはその年で異なる事象。それに対し、分析結果と五感を研ぎ澄ませて適切な作業を加えていきます。

初夏、そのシーズンの醸造計画が固まってくると、「このぶどうはこんなワインにしていきたい」という一次的な方向性を決めます。温暖な瀬戸内は最初の醸造が大体8月から開始しますが、そこからは圃場に通い、ぶどうを分析。その年の状態で収穫日を決め、実際に運び込まれたぶどうの状態を見て、方向を微調整。最終的な醸造コンセプトを固めていきます。瓶詰めも手作業により一本一本丁寧に。その後に皆様の食卓へお届けします。

補糖・補酸はせず、ぶどうの糖分のみで醸造。アルコール分を無理やり上げないので、穏やかな飲み心地。また生産量を増やすための、他産地のぶどうやりんごを混ぜるお酒造りはしていません。また、状態が良い果実のみで仕込むため、亜硫酸塩は最低限。一部、無添加や野生酵母のワインにも挑戦しています。
温暖な瀬戸内で育ったぶどうの持つ優しさや強さ、栽培家の人柄までも表現するワイン造り。産地の個性や栽培家の哲学を最大限引き出すことも、大切なコンセプト。例えば同じ品種でも、異なる産地で味わいが全く異なるラインナップです。飲み比べなどでもその個性をお楽しみいただきたく思います。

そしてもう1つのコンセプトに、ワインをあまり飲み慣れない、また以前飲んだワインが渋い・酸っぱくて好きではない、という方にも飲んでいただけるようなワイン造りを心掛けています。飲み手にストレスにならないよう工夫した、果実そのものを表現したフレッシュでフルーティなワインです。
ぜひワイン・日本ワインを味わい始める、その入口のお酒としても使っていただけましたら幸甚です。

瀬戸内食材とのペアリングで
ワインをもっと楽しく、
美味しく

瀬戸内食材とのペアリングで ワインをもっと楽しく、美味しく

ペアリングの楽しみ方はいくつかありますが、一番シンプルな方法は「産地をあわせること」です。つまり瀬戸内醸造所のワインなら、瀬戸内産の食材をあわせる、という具合に。例えば、ベリー種ならではの華やかな香りとドライな飲み口が特徴の「三原 ニューベリーA 」には三原の名物であるタコなど瀬戸内の魚介類をオリーブオイルや酸味をプラスしたカルパッチョで。

海辺の畑で育った竹原産ブドウを醸造する「竹原 キャンベル・アーリー」なら、市内にある赤土の畑で栽培される名産のジャガイモを贅沢にフライドポテトに。強めの発泡が特徴のワインとの相性は抜群です。公式SNSではご家庭でも簡単にご用意いただける、ワインに合うお料理もご紹介しています。フォローしていただき、お料理をご準備する際にご参考ください。

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